ランチの女王第9話危険な元彼と恋のライバル
ランチが大好きな麦田なつみは、成り行きから洋食屋「キッチンマカロニ」で働きながらその家に住むことになる。「マカロニ」の次男鍋島勇二郎、三男の純三郎、四男の光四郎、そして下宿人でもある牛島ミノルと共に店で働くなつみ。長男健一郎の婚約者という嘘を抱えているのだが…最初は他人として距離をおく鍋島家となつみだが、元彼の修史が現れ…なつみの意外な過去を知った上で「家族」としての絆を深めていく。
スタッフ
麦田なつみ〈23〉
演 – 竹内結子(幼少期:谷村聡美)
本作の主人公。カフェで働いていたが、客であった健一郎から突然婚約者のふりをしてほしいと頼まれ、「キッチンマカロニ」を訪れる。明朗快活な性格。何よりもランチを毎日の生きがいとし、そのこだわりは専用のメモ帳をつけるほどの徹底ぶりである。幼い頃に生活苦のために父親に捨てられた過去を持つ。昔は不良グループの幹部クラスを務めていたが、修史に騙されて、知らずに覚醒剤を運んでいたことがトラウマとなっている。ドロップキックを得意技とし、過去にそのドロップキックで「巨体マサミツのあばらを折った」という武勇伝があるといった武闘派の一面も覗かせる。オムライスに関しては父親に連れて行ってもらった洋食店で食べたときと、修史に裏切られて傷心だったときに立ち寄った洋食店で食べたという思い出を持つ。「キッチンマカロニ」を気に入ったのか、勇二郎との勝負に負けた健一郎が店の金を持ち逃げした後、婚約者の健一郎を待つという理由の元で鍋島家に居座って、「キッチンマカロニ」で働くことになる。
鍋島純三郎〈23〉
演 – 妻夫木聡
鍋島家三男。純情で真っ直ぐな性格。「キッチンマカロニ」にやってきたなつみに想いを寄せる。男前の容姿で女性客からの人気がある。第4話で父・権造から「キッチンマカロニ」の伝統のデミグラスソースの味を守ることを一任される。
鍋島光四郎〈18〉
演 – 山下智久(当時ジャニーズJr.)
鍋島家四男。女好きでよく「キッチンマカロニ」に女友達を連れてくる。最初はやりたいことも見つからないので学校に行きながら遊んでいたが、権造の死をきっかけに店を手伝うようになる。最終話で戻ってきた健一郎に「コックさんになる」と宣言した。